ベビーカーで電車に乗る時のマナーとは?迷惑をかけない乗り方!
車を持っていなかったり、どうしても公共の乗り物に赤ちゃんを連れて乗らなければならなかったりした場合、ベビーカーで移動することになりますよね・・・
ただでさえ人が多い場所に赤ちゃんを連れて行くことは心配になりますが、周りに気を配って迷惑をかけないようにしたいものです。
これからベビーカーと電車に乗る際のマナーとその注意点を紹介しましょう!
目次
電車でベビーカーと乗る時どうしてる?乗り降りのマナーをおさらい!
平成25年6月から「電車にベビーカーを乗せる時、ベビーカーを畳まずに利用してもよい」ということが国土交通省に制定されています。
お母さんがベビーカーを畳んで利用していると、赤ちゃんを抱っこし荷物を抱えて更にベビーカーもあり、車内で転倒したり赤ちゃんが危険な目にあったりと様々なことが考えられますので、このように制定されました。
ただ、原則は畳まなくてもよいとされていても、一緒に乗っている乗客からはベビーカーを利用しているお母さんに対する不満や抗議などが消えないのは確かでしょう。
電車にベビーカーと一緒に乗る時、気をつけるべきマナーはどういうところがあるでしょう?
実際赤ちゃんを連れている本人はなかなか気付けないことがあるかもしれません。
事前におさらいしておきましょう。
混んでいる時間帯は避ける
通勤時間など最も電車が混んでいる時間にベビーカーを利用していることが、一番不満が多いことでしょう。
満員電車はお母さんや周りの人が大変なだけでなく、赤ちゃんにも危険が及びます。倒れ込まれては大変ですよね。
どうしてもその時間に利用しなければならない時は、一本ずらすとか普通の各停の電車を使うとか工夫するようにしましょう。
混んでいる時はベビーカーを畳もう
どうしてもその満員電車に乗らなければならない場合、ベビーカーを畳んで乗車しましょう。赤ちゃんは抱っこ紐で抱くようにし、荷物はリュックサックやポシェットにするなど両手が空くようにしておくことも大切です。
乗車する時ベビーカーを畳むことでモタモタするので、早めに畳んでから抱っこして電車を待つようにするとよいでしょう。
大型のベビーカーを使わないこと
電車に乗る時はなるべく軽量でコンパクトなベビーカーを使うようにしましょう。
改札を通る時も、階段をのぼる時も、電車に乗り込む時も、軽量でコンパクトなベビーカーの方が周りの邪魔になりませんよね。
改札でつっかえてしまうのも、朝のラッシュではとても迷惑です。
ホームや車内ではベビーカーにストッパーをして手を離さないようにする
少し斜めになっているホームや、動いている車内で、ゆらゆらとベビーカーが動いては周りに迷惑をかけてしまいます。赤ちゃんにとっても、とても危険ですのでストッパーをしっかり止めて動かないようにしておきましょう。そして手を離さないようにしましょう。
子供の動きをきちんと見ておくこと
ベビーカーを連れているお母さんに対して、車内で不満を持つとしたらママ友とのお喋りや携帯に夢中で、全く赤ちゃんの様子を見ていないことでしょう。
ベビーカーに乗せている子供は知らないうちに他の乗客に迷惑をかけている時もあります。例えば足をバタつかせて蹴っていたり、物凄く泣いていたり、靴やよだれで他の乗客の人を汚していたりです。早めに気付いて止めさせたり靴を脱がせたり、対応したいですね。
迷惑ママにならないためにできる事!しっかり周りに気を配ろう!
お母さんが1人で電車やバスにベビーカーと一緒に乗ることは、推奨されているとはいえなかなか大変なことです。
気持ちよく乗って車内で気分よく過ごす為には、やはりお母さん自身が周りに気を配っていることが大切でしょう。「当たり前」と言わんばかりに図々しい態度を取っていては、気分も悪くなりますよね。
まず車内で通路の真ん中に立つことは控えましょう。
ベビーカーは案外場所を取ります。混雑していない時でも、優先席付近の空いたスペースを利用するようにしましょう。すぐに降りる場合は仕方ありませんが、それ以外は他の乗客の邪魔にならない場所に立っていることがおすすめですよ。
また赤ちゃんは車内でギャーギャーと泣くかもしれません。
あやしても泣き止まず、まさか車内で授乳することもできませんので困ってしまいますよね。
赤ちゃんだから仕方ないと思っても、泣き声にイライラする人もいます。
そうなることを想定して、車内であやす為に以下のような物を準備しておきましょう。
- オモチャ
- 哺乳瓶やおしゃぶり
- 赤ちゃん用のおせんべい
- 飛び出す絵本
それでも泣き止まない場合は、一度電車を降りることもよいでしょう。
赤ちゃんも気分が変わってリラックスできるかもしれませんよね。ゆっくりベンチに座って、お母さんも落ち着いてからまた乗車してくださいね。
ぶつかったり、迷惑をかけた時は謝りましょう。
乗客の人にベビーカーをぶつけてしまったとか、よろけて触ってしまったとか、電車に乗っていれば近くに乗客も居ますので迷惑をかけることもあると思います。
なるべく人の居ない場所に立つようにするのはもちろんですが、万が一迷惑をかけてしまった時はすぐに素直に謝るようにしましょう。
気持ちよく車内で過ごす為には、周りの人に迷惑をかけないように気を配る態度を示すことが大切ですよね。大切な赤ちゃんと一緒に乗っている訳ですので、周りのことを考えて思いやる行動をとるようにしましょう。
【まとめ】
ベビーカーと一緒に電車に乗ると、ただでさえ迷惑をかけている気持ちになるのにお母さんたちの気苦労は減ることはありません。逆にベビーカーの赤ちゃんのことを気にも留めずスマホを弄っているお母さんを見ると、心配になりますよね。
赤ちゃんと安全で心地良く電車に乗れるように、自分からできることは沢山ありますし簡単なことばかりです。
周りの人の気持ちを思って気遣いを忘れずに居れば、手伝ってくれたり「可愛いね〜」と声をかけてくれたり、気持ちのよい空間になるはずですよ!
ちょっとした気遣いで、社内も和みます^^