暑い夏を乗り切る!熱中症の症状とは!?頭痛の処置は?応急処置法!
暑くなると熱中症の話題が増えてきますが、熱中症とは一体どのようなものでしょう。
頭痛やめまい、吐き気、などの症状が果たして熱中症のせいなのでしょうか?
また実際に熱中症になった時、どのような対処をすればよいのでしょう?
来る暑い夏に備えて、ぜひ正しい熱中症対策と万が一熱中症になった場合の対処方法を知っておきましょうね!
目次
そもそも熱中症ってどんなもの?気になる症状と応急処置!
熱中症とはどのような時に起こるものなのでしょうか?
体温が上がり、体内のバランスが崩れ体温を正常に保とうとする機能が上手く働かなくなった時に起こる症状です。
ただ、熱中症は炎天下で太陽に当たり過ぎたからとか、暑い中運動をし過ぎたから起こるという訳ではないことを頭に入れておかなければなりません。
気温が高く、湿度が高い時や風が弱く日差しが強い時、急に暑くなった時に起こる事が多いです。また、室内であって気温がそこまで高くなくても、湿度が高い場合や締切った室内など空気の入れ替わりが無い場合、以外と熱中症になっていることが多いのです。
熱中症の症状としては、以下の6つの症状がありますので見ておきましょう。
- 顔が火照っている。めまい、立ちくらみ等の症状
- 足が攣る。手足のしびれ。身体の痙攣。
- 吐き気が起こる。頭痛。身体が気怠い。
- 大量に汗をかいたり、逆に全く汗をかいていない、異常と思われる汗の症状
- 体温が異常に高い状態
- 意識が無い状態
このような場合は熱中症が疑われます。
もし上記6つの症状が見られた時は、迅速に以下の応急処置をして病院へ連れて行くようにしましょう。
熱中症の応急処置とは?
まずすぐに涼しい場所へ移動します。クーラーがきいた涼しい部屋が一番よいと思います。
室内に移動できない時は木の陰等涼しい日影に移動しましょう。
そしてベルトを緩めボタンを外す等して、楽な格好にさせて氷枕や保冷剤で身体を冷やしてあげましょう。太腿の付け根、首、脇の下などを集中的に冷やしましょう。
うちわやタオルで扇いで風を送って身体の熱を逃がす事も大切です。
そして、水分を取る事ができればスポーツドリンク等を補給するとよいですが、嘔吐している時や意識な無い時は無理に飲ませないようにしましょう。
熱中症で意識がないレベルはすぐに救急車を呼ぶ
救急車を呼んでいれば、救急車が到着するまでの応急処置がとても助けになります。症状が見られたら、速やかに対処してくださいね。
頭痛?吐き気?症状別の正しい対応策!病院受診の目安も!
熱中症の症状には軽症から重症まで様々ありますが、その対応策がとても重要になります。
意識が無ければ重症ですのでその時点でまず救急車を呼ぶようにしましょう。
そしてすぐに応急処置をしてください。
頭痛の場合も決して軽症ではありません。
涼しい場所に移動させて身体の熱を逃がします。水分を自力で飲む事ができる状態なら、スポーツドリンクのような水分と塩分を一緒に補給できるドリンクをゆっくり飲ませ安静にしておきます。
頭痛が軽減され、症状がよくなればそのままゆっくり休ませておきましょう。
症状がよくならない場合はすぐに病院へ連れて行きましょう。
ただ吐き気がある場合や嘔吐している場合は水分を補給させる時気をつけなければなりません。誤って肺に入ってしまったら大変ですので、無理に飲ませないようにしましょう。そして救急車を呼び、待っている間はとにかく太腿や首等を氷枕等で冷やし、体温を下げるようにしましょう。
まとめ
また症状が改善しているか判断ができない時や身体が熱いままの時、悪化する可能性がありますので病院へ連れて行くことが安心でしょう。
熱中症は命にかかわる症状ですので、不安な時は速やかに病院で受診するようにしましょうね!
体温下げるのは、頭を冷やすのではなく、脇・太もも付け根・頸動脈です!
忘れないように!