取引先に退職を伝えるタイミングは?御礼メールの出し方と文例!
退職することが決まったら、取引先に退職を伝えるメールを送りましょう。
取引先にメールを送るタイミングは社内と社外ではまったく違いまから気をつけましょう。
社内では報告をするというよりも、挨拶という形になりますので退職をする日でも構いませんが、取引先は引き継ぎやその後の仕事にも影響を及ぼしますので退社の日までに余裕がある方がよいですよ!
周りの人に迷惑をかけないような心遣いをしたいものです。
これから取引先へ退職を伝えるメールの文例とそのタイミングなどを参考にして下さいね!
お世話になった方への御礼のメールなどの例文など用意しましたので、失礼のないように送って、すっきりとした気持ちで退社できるようにして下さいね。
退職が決まったらいろんな人に御礼メールを!そのまま使える例文集!
退職が決まり、自分の退職を周囲に公表してもよい状態になってから退職報告とその御礼のメールを送るようにします。
まずは社内で自分の退職が公になった後であることが大事なことです。
退職のお知らせとその御礼のメールは、社内社外問わずに送る方がよいと思います。
人として、社会人として、お世話になった人には必ず、お礼メールは送りましょう!
退職後に今までお世話になった方々と仕事上でも何かの縁でも偶然再会する可能性もあります。
特に同業で転職をする場合等は再会する機会も増えるでしょうし・・・
挨拶もなく退職して、後々に後悔することがあっては非常に残念です!
ぜひ、迷わずに御礼メールを送ることを強くおすすめします。
ではここで、取引先に送る退職メールの文例を紹介しまので、ぜひ参考にしてください。
退職メールの書き方、フォーム
タイトル:退職のご挨拶(<自分の会社名>△△)
(取引先の会社名)
○○様
いつもお世話になっております。
(自分の会社名)の△△でございます。
私事で大変恐縮ですが、一身上の都合により○月○日を持って
<自分の会社名>を退職することとなりました。
〇〇年間という短い間でしたが、○○様には色々とご指導、ご協力を頂きました。
心より感謝申し上げます。
後任は同じ営業部の□□が務めさせていただきます。
後日改めて□□がご挨拶に伺いますので、
変わらぬご指導の程を宜しくお願い申し上げます。
本来なら直接伺うべきところ、
メールでのご挨拶になりますこと、心からお詫び申し上げます。
最後になりましたが、貴社のご発展と
○○様のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
署名
このように退職メールを送ってはいかがでしょうか?
もし取引先に後任者と一緒に挨拶に伺う場合は、
「後日改めて□□と共にご挨拶に伺いますので、宜しくお願い申し上げます。」
とすればいいですよ・・・
上記のフォームは、あくまで例文です。
コレを元に、アナタのフォームを完成させてくださいね!
退職する会社と取引先との関係は、自分が退職した後も続きますので取引先に失礼のないようきちんと対応することこそが、社会人として大人としての務めです。
取引先に送るタイミングはいつ?御礼メールのマナーと送り方!
退職のお知らせを送るタイミングとは?いつ頃がベストなのか?
取引先とは引き継ぎのやり取りや後任の紹介など、仕事を平行しながらの業務がありますのでなるべく退職をする日の2〜3週間前にはメールでお知らせをした方がいいですよ・・・
理由は後任などの紹介や、現在の取引状況などを詳細を理解してもらうことも大事なことです。
また、会社によってはもっと余裕が合った方がよい場合もありますので上司と相談するようにしましょう。
プロジェクト案件で、進捗状況に支障が出ないようにするために、必要な時間もありますので・・・
あまりにギリギリのお知らせになると、きちんとした引き継ぎもできませんし相手にとても迷惑をかけますので、注意しましょう!
退職するまで責任を持って仕事をするためにも、取引先の方に早めにメールを送るように釣ることを強くオススメします!
取引先に送る御礼メールにおいて注意点が4つありますので、先ほどの御礼メールの文例をチェックしてみてください。
4つの注意点とは?
- 自分の退社日を明記しておくこと
- 後任者と引き継ぎについて明記すること
- 退職理由は『一身上の都合』と書くこと
- 私用の連絡先を書かないこと
退社日を明記することはとても重要なポイントです。
取引先の方がメールを受け取り、それに対して返信をしたり連絡をしたりするかもしれません。
連絡をしてみたら退職した後だったというのはとても失礼ですので、退職日は忘れないように記載します。
退職の理由は込みいった話をわざわざ書かないことがビジネスマナーですので、『一身上の都合』と書供養にすること!
簡単に書くとしたら、後ろ向きな内容は書かないように注意すること!
また取引先の担当者の方と親しくしていた場合であっても、退職の挨拶や御礼のメールに私用の連絡先を書くことはよくありませんので注意しましょう!
あくまでもビジネス上の関係として、マナーを持ったメールを送るようにしましょう。
すべて、お伝えしたことはビジネスとしてのマナーです!
ご参考下さい!
まとめ:退職の正しい伝え方とメールの書き方
退職を伝える際には、以下の手順とメールの書き方を参考にしてください。
1. 直接上司に伝える
- 事前にアポイントを取る
- 感謝の気持ちを伝える
- 退職理由を簡潔に伝える
- 希望する退職日を伝える
- 今後の業務について話し合う
2. 退職願/退職届を提出する
- 会社の規定に従って作成する
- 必要事項を記入する
- 署名・捺印する
- 上司に提出する
3. メールで伝える
- 正式な文書として扱われる
- 誤字脱字に注意する
- 丁寧な言葉遣いを心がける
メールの書き方
- 件名
- 退職のご挨拶
- 退職願提出のご連絡
- 本文
- 冒頭で挨拶
- 退職の意思表明
- 感謝の気持ち
- 退職理由
- 希望する退職日
- 今後の業務について
- 署名
例文
件名:退職のご挨拶
〇〇部長
いつも大変お世話になっております。
**この度、私〇〇は、一身上の都合により、2024年〇月〇日をもって貴社を退職させていただくこととなりました。
入社以来、〇〇部長をはじめ、多くの皆様から温かいご指導とご鞭撻を賜り、誠にありがとうございました。
まだまだ未熟な点が多く、ご迷惑をおかけすることも多かったと存じますが、皆様のおかげで多くのことを学ぶことができ、大変感謝しております。
今後は、これまで培ってきた経験を生かして、新たな分野でチャレンジしていく所存です。
貴社のますますのご発展と皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
敬具
〇〇
部署名
連絡先
ポイント
- 早めに伝える
- 感謝の気持ちを伝える
- 簡潔にまとめる
- 丁寧な言葉遣いを心がける
退職は人生の大きな節目です。
上記の情報を参考に、相手に失礼のないように、誠意を持って伝えましょう。