収穫祭っていつからあるの？収穫祭の歴史や起源について知りたい！
収穫祭の歴史
みんなで学ぼう！世界の収穫祭
みなさんは「収穫祭」って聞いたことがありますか？
実は、収穫祭は私たちの生活にとても関係が深い、大切なお祭りなんです。
今日は、日本や世界のいろいろな収穫祭について、楽しく学んでいきましょう！
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1. 収穫祭ってなに？
秋の収穫祭
収穫祭は、お米ややさいなどの作物がたくさん取れたことを喜び、感謝するお祭りです。昔から世界中のいろいろな国で行われてきました。農家のみなさんが一生懸命育てた作物が無事に収穫（しゅうかく）できたことに感謝する日なんです。
でも、収穫祭は農家の人だけのものじゃありません。私たちが毎日食べているごはんや野菜も、みんな誰かが育てたものです。だから、収穫祭は私たちみんなにとって大切なお祭りなんです。
収穫祭の意味
収穫祭には、いくつか大切な意味があります：
- 自然への感謝：太陽の光や雨、土の栄養など、自然の恵みに「ありがとう」と言うお祭りです。
- 人々への感謝：農家の人たちや、食べ物を届けてくれる人たちへの感謝を表します。
- みんなで喜ぶ：豊かな収穫を、家族や地域の人たちみんなで喜び合います。
2. 日本の収穫祭
世界中にある収穫祭
日本にも、古くからたくさんの収穫祭があります。その中でも特に有名なのが「新嘗祭（にいなめさい）」というお祭りです。
新嘗祭（にいなめさい）
新嘗祭は、天皇さまが新しく収穫されたお米を神様にお供えして、国民みんなの幸せを祈るお祭りです。とても古い歴史があって、なんと1300年以上も前から続いているんですよ！すごいですね。
今では、11月23日の「勤労感謝の日」が新嘗祭とつながっています。この日は、働くことの大切さを考えたり、みんなの仕事に感謝したりする日になっています。
地域の収穫祭
日本の各地には、その土地ならではの収穫祭もたくさんあります。例えば：
- 愛知県の「抜き穂祭り」：稲の穂を抜いて神様にお供えするお祭り
- 秋田県の「雪中田植え」：雪の中で田植えの真似をして、来年の豊作を願うお祭り
- 山口県の「稲穂祭り」：黄金色に実った稲穂を神社にお供えするお祭り
これらのお祭りは、その土地の人たちが大切に守ってきた伝統なんです。
3. 世界の収穫祭
収穫祭は日本だけじゃありません。世界中にいろいろな収穫祭があります。いくつか紹介しましょう。
アメリカの「サンクスギビング」
サンクスギビングは、アメリカの人たちにとってクリスマスと同じくらい大切なお祭りです。
毎年11月の第4木曜日に行われます。
昔、イギリスから来た人たちが、アメリカの先住民（もともとその土地に住んでいた人たち）の助けを借りて、初めて作物の収穫に成功したことを祝ったのが始まりです。
サンクスギビングの日には、家族や友達が集まって、七面鳥（シチメンチョウ）やパンプキンパイなどの特別な料理を食べます。みんなで食事を楽しみながら、日ごろの感謝の気持ちを伝え合うんです。
ドイツの「オクトーバーフェスト」
オクトーバーフェストは、毎年9月末から10月初めにかけて、ドイツのミュンヘンという街で行われる大きなお祭りです。
このお祭りは、ホップという、ビールを作るのに使う植物の収穫を祝うものです。大人の人たちがビールを飲んで楽しむお祭りですが、子供も参加できるパレードやお祭り広場があって、みんなで楽しめるんですよ。
スペインの「ラ・トマティーナ」
ラ・トマティーナは、とってもユニークな収穫祭です。スペインのブニョール（ぶにょーる）という町で、毎年8月の最後の水曜日に行われます。
このお祭りでは、なんと大勢の人がトマトを投げ合って遊ぶんです！
真っ赤なトマトジュースまみれになって、みんなで楽しみます。
これは、トマトがたくさん収穫できて余るほどだった、という豊作への感謝を表しているんですよ。
4. 収穫祭はなぜ大切なの？
収穫祭は、ただ楽しいだけのお祭りじゃありません。とても大切な意味があるんです。
自然への感謝
収穫祭は、自然の力に感謝する機会です。お米ややさいが育つには、太陽の光や雨、そして土の栄養が必要です。自然が私たちに与えてくれる恵みに、「ありがとう」って言うのが収穫祭なんです。
食べ物の大切さを学ぶ
今、私たちはスーパーで簡単に食べ物を買えます。
でも、その食べ物がどうやって作られたのか、考えたことありますか？
収穫祭は、食べ物がどれだけ大切で、どれだけ多くの人の努力で私たちの食卓に届いているのかを考えるいい機会なんです。
みんなでつながる
収穫祭は、家族や友達、地域の人たちと一緒に祝うお祭りです。
みんなで食事を作ったり食べたりすることで、人と人とのつながりが強くなります。
伝統を守る
収穫祭の多くは、とても古くからある伝統です。
これらのお祭りを続けることで、私たちの文化や歴史を大切に守ることができるんです。
5. 私たちにできること
収穫祭の spirit（スピリット：心）を、毎日の生活に取り入れることができます。例えば：
- 食事の前に、「いただきます」と言って、食べ物や作ってくれた人への感謝の気持ちを表す
- 家族や友達と一緒に料理を作って、楽しく食事をする
- 学校や家の近くで野菜を育てる。植物が育つ様子を見て、収穫の喜びを体験する
- 地元の農家の人たちが作った野菜や果物を買って、感謝の気持ちを伝える
- 食べ残しを減らすよう心がける。食べ物を大切にすることは、収穫祭の精神そのものです
6. まとめ：収穫祭は未来につながるお祭り
収穫祭は、昔から続く大切なお祭りです。でも、それは過去のものじゃありません。今の私たちの生活にも、そしてこれからの未来にも、とても大切なことを教えてくれるお祭りなんです。
自然を大切にすること、食べ物に感謝すること、人とのつながりを大切にすること。これらは、どんな時代になっても変わらない、大切なことです。
みなさんも、次に「いただきます」と言うとき、ちょっと立ち止まって考えてみてください。この食べ物はどこから来たのかな？誰が作ってくれたのかな？そう考えるだけで、毎日の食事が小さな収穫祭になるかもしれません。
収穫祭のスピリットを大切にすれば、きっと私たちの未来はもっともっと豊かになるはずです。さあ、みんなで楽しく、感謝の気持ちを忘れずに、毎日を過ごしていきましょう！
最近はスーパーで野菜や穀物を買って食べることが多いので、わたしたちにとって収穫祭というものが身近ではありませんが、歴史的に見ても古くからわたしたちの国では収穫祭のお祝いが行われていて今でも全国各地で続いています。
勤労感謝の日も、収穫祭である新嘗祭が起源だったことはアナタは初めて知ったのではないでしょうか？
ぜひこれを機会に勤労感謝の日に毎日美味しく食べられる食事に感謝してお祝いをしてみてはどうでしょうか？
お金がれば何でも買えますが、どういった経路があって、どうやって収穫しているのか？
たくさんの人が携わって、食卓に並ぶ料理があるのですから、子供たちにぜひ、食べ物の有りがたさを伝えて欲しいですね・・・
代々の天皇陛下も天からいただいたお米・お米を加工した餅・お米を加工したお酒など野菜なども献上して毎年、神事として11/23に厳かに行われているということを日本国民なら知っておきましょう。
こういった日本の伝統として伝えることの大切さを知ったのではないでしょうか？
ぜひ、子供たちに伝えていきたいものです・・・
